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新年のご挨拶

新 年 の ご 挨 拶

一般社団法人日本ソース工業会
会 長 池 田 章 子 

 

あけましておめでとうございます。

新年を迎えるにあたり、皆様方のご繁栄とご健勝を心からお祈り申し上げます。

アベノミクスも4年目を迎え、日本経済は、円安・株高の進行による景気回復基調が引き続き漂っておりますが、消費増税の影響やデフレ経済からなかなか脱却が出来ない中、現実的に各家計が潤ってきていると確信するには、もう少し時間を要することになりそうです。

私どもソース業界においては、昨年、25年ぶりの値上げを実施致しました。主原料や資材費の高騰や円安などの影響でコスト負担が限界に達し、各社とも収益改善を迫られた結果ではありますが、ウスターソース類の需要維持・拡大、そして安定した価格の維持を目指すため、各社この厳しい経営環境を、新たな商品開発や施策構築、また地道な普及啓蒙活動などで、需要喚起に取り組んでいるところでございます。

このような状況の中、日本ソース工業会では、昨年、「ソースの日(11月7日)」制定3年目を迎え、前年度に引き続き「ソースの日」の認知やソースの特色・魅力を伝えるための事業を実施致しました。

一番メインとなった事業は、11月7日~8日の2日間、東京丸の内エリアで農林水産省が主催するイベント「JAPAN HARVEST 2015」に、一般社団法人日本ソース工業会として協賛出展したことです。

このイベントへの出展は前年に続いて2度目となりましたが、前年同様、会員社のソース製品や情報パネルの展示を行い、ウスターソース類の特色や魅力をアピールすると共に、日本各地の会員社46種類のソースを自由に食材にかけてお召し上がりいただき、味くらべをしていただきました。

このイベント自体には2日間で約16万9千人の方が来場されましたが、私どものテントを訪れた多くの来場者の方々に、日本各地の様々なソースの味を体感いただいたことは、より広く、より深くソースの魅力を認識いただけたものと実感致しております。

本年も引き続き、消費拡大に繋がる活動を行ってまいりますが、ソースの魅力をさらに多くの消費者・事業者の方々にご理解いただけるよう、品質や価値を高める取り組みを行い、ソースの需要拡大、さらにはソース業界の発展に繋げて参りたいと思います。

皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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