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新年のご挨拶

新 年 の ご 挨 拶


一般社団法人日本ソース工業会
会 長 代 行  三 輪 克 行

新年あけましておめでとうございます。
皆様方の益々のご隆盛、ご繁栄を心よりお喜び申し上げます。

さて、食品業界においては、平成27年4月の食品表示基準の施行から4年目を迎えることとなり、原材料名、アレルゲン、製造所固有記号の表示方法の変更、栄養成分表示の義務化など、新基準による表示への移行期間は、残すところあと2年となりました。

また、昨年9月1日、新たな加工食品の原料原産地表示制度がスタートし、全ての加工食品において最も使用量の多い原材料については、原料原産地の表示を義務付けされることとなりました。

さらには、HACCPによる衛生管理の制度化などを含む、食品衛生規制等の見直しに向けた検討も進んでおります。

これは私どもソース業界にも深く関わる問題でありますので、当工業会としては、関係省庁や団体と連携し、会員企業に向けて、情報の提供や説明会の実施など、必要な対応を行っているところです。

 

私どもソース業界においては、ウスターソース類のJAS格付実績を見ると、平成29年4月~11月までの実績数量が35,621klで、前年比が103%となっております。
少子高齢化による人口減少、共働き夫婦の増加、さらに食の多様化など、食を取り巻く環境の変化により、各メーカーとも様々な対応を強いられているにも関わらず、前年数値を若干上回ることができております。

これは、専用ソースによるメニュー提案、減塩、カロリー控えめなど健康訴求型の付加価値製品、有機野菜を使用したプレミアム感のある製品の販売、また利便性の高い容器の開発や販促イベントの実施など、各社が市場を活性化するべく様々な取り組みを行った結果であると認識しております。

 

このような状況の中、日本ソース工業会は、昨年5月に設立40周年を迎えましたが、これに伴い2つの40周年記念事業を実施致しました。
1つ目は、6月7日の通常総会終了後に、設立40周年記念懇親会を開催、会員企業に加え、関係省庁、関係団体、業界誌の方々を多数ご招待し、日頃の感謝をお伝え致しました。
2つ目は、10月には、産経子どもニュース「育て!子どもたち」を発行、4週間に渡り、全国の小・中学校(約6,300校)へ、「ウスターソース類」に関する特集記事を配布、各校の掲示コーナーや図書室等の専用掲示板に掲示いただきました。

 

本年は、「食育」をメインテーマとして、若い世代の方々を中心としてたくさんの方々に、もっとウスターソース類の基本知識や魅力を伝えられるよう、各種イベントへの出展などを通じ情報発信を行って参ります。そして、これらの活動を通じ、ソースの需要拡大、さらにはソース業界の発展に繋げていく所存です。

皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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